社員インタビュー2

 課題にどうやって向き合えば
 自分の成長につながるか、
 という視点で物事を考える

 相模原業務第1部

 2011年4月入社

 課題にどうやって向き合えば自分の成長につながるか、
 という視点で物事を考える

相模原業務第1部      
 2011年4月入社 


会社として制度・ルールが整備され、働きやすい会社に

 私は現在、相模FORCEという車いすバスケットボールチームに所属しています。以前勤めていた会社は自宅から遠く、バスケットボールを楽しむ時間がなかなか取れませんでした。そこで、「仕事と趣味の両立ができる会社」「自動車通勤ができる会社」をポイントに新な仕事を探していたところ、当社が相模原に開業するため社員を募集しているのを見つけ、合同面接会に行くことにしました。それが、当社との出会いです。
 合同面接会当日、ゲリラ豪雨に見舞われ、ずぶ濡れ状態で面接を受けることに。この状態で面接を受けたらダメだろうな、と思いながら面接を受けたことを今でも思い出します。面接の後、鏡で見ると、ネクタイは曲がっているし髪はぐしゃぐしゃ、本当にひどい身なりでした。それでも、面接していただいた方は、私の話をまじめに聞いてくださったのが印象的でした。
 開業当初は社員20名程度のアットホームな会社でしたが、あれから10年以上が経ち、社員が増え、会社も大きくなりました。そうした変化についていくのは大変でしたが、今では会社として各種制度やルールが整備され、働きやすい会社になったと思います。

人を育てていくことの大切さ、大変だがやりがいもある

 役職者になった苦労ですか?いっぱいありますよ。ありすぎて、どれから挙げてよいのかわからないくらい(笑)。リーダーの時は、マネジメントの真似事みたいなことはしていたが責任はなく、何かあったら次長に助け船を求めることができました。しかし、役付者は求められる側。それに責任をもって対応しなければならないので、責任が重い。そこが一番の大きな変化です。言葉の使い方、言葉の選び方、相手のことをどうやって理解するかなど、そういったコミュニケーション面のスキルの重要性をまざまざと感じています。
 自分がそうだったように、今度は自分がリーダー、サブリーダーを育てていかなければ、と思っています。面談の場や普段のやり取りの中で、こういうところが大事、社員と話すときにはこういう目線が重要だよ、といった自分が大事だと思うことは伝えていってあげたいです。

マニュアル通りの対応ではない
一人ひとりに寄り添った対応を意識

 私は19歳の時に得意のアイススケートや、好きだった自動車やバイクをいじることができなくなりました。そこで19年間全くさわることがなかったパソコンスキルを学ぶことになるとは、思いもしなかったですね。それまでずーっと避けてましたから。会社ではパソコンのスキルがあるように思われていますが、実はそうじゃない。基本的にやっぱり好きじゃないんでしょうね。

 当社には様々な障がいがある方がいらっしゃいます。同じ身体に障がいがある方、同じ車いすを使用する人、人によってできること、できないことに差があります。マニュアル通りの対応ではダメで、研修で学ぶことであっても実際にはあてはまらないことはたくさんあります。それでも、特例子会社だから理解してくれる、それがこの会社の良いところです。
 「障がいを理解してくれる会社」「仕事と趣味の両立が実現できる会社」、この会社は本当に働きやすい会社だと思います。

マニュアル通りの対応ではない
一人ひとりに寄り添った対応を意識