『Asian Ship 2025』に作品を展示しました

 東京業務部に勤務される渡邊 ほむらさんが、神奈川県 藤沢市にある藤沢アートスペースにて開催された『Asian Ship 2025』に作品を展示しました。作品名は『晩秋ーツルウメモドキ』です。銀粘土という素材で作成されています。本作品は、2025年9月23日~9月28日まで展示されました。

<本人コメント>

今回使用した素材の銀粘土は、都市鉱山と呼ばれる電子機器や写真フィルムなどに含まれる銀を再生した物です。手で粘土細工のように作り、焼くと銀だけが残って純度99%の銀になります。今回は素材が再生循環してゆく様を、ツルウメモドキという植物をモチーフに作りました。春夏はとても地味な花と果実ですが、晩秋の頃には果皮が弾け中から真っ赤な実が顔を覗かせます。冬を迎える鳥たちが食べ、種を運んで次の世代に巡って行きます。ツルウメモドキの花言葉は、「開運・強運・大器晩成」などだそうです。今回は赤の色味はないのですが、作品から感じていただければ嬉しいです。